工場・倉庫本舗

無料お見積もり・ご相談予約はお気軽に

0744-35-9005

月刊工場・倉庫通信 2026年11月号 【冬の「結露」から大切な荷物を守る! 倉庫工場の防湿・気流コントロール 】

工場・倉庫本舗

https://koujo-soukohonpo.com/detail.html?id=282 月刊工場・倉庫通信 2026年11月号 【冬の「結露」から大切な荷物を守る! 倉庫工場の防湿・気流コントロール 】|工場・倉庫本舗

月刊「工場・倉庫通信」を発行する「工場倉庫本舗」は、
株式会社崎山組が運営する工場・倉庫建築ブランドです。
工場・倉庫オーナー様の出店計画から操業後のメンテナンスまで、
トータルサポートをお約束します。お客様のご要望に真摯に向き合い、
“短工期・高品質”な工場・倉庫建築を実現します。
毎月、業界の最新情報や成功事例をお届けします。
業界全般の最新情報や経営に関する情報などリクエストも大歓迎です。
今後とも、「工場倉庫本舗」を宜しくお願いいたします!


冬の「結露」から大切な荷物を守る! 倉庫工場の防湿・気流コントロール


——荷傷みリスクを根絶し、預託品質を高める建築的アプローチ

朝晩の冷え込みが厳しくなる11月、倉庫や工場で深刻化するのが「結露」の問題です。
屋根裏から落ちる水滴や、床面がじっとりと濡れるスウェット現象は、
保管商品の段ボールをふやかせ、金属製品のサビやカビを引き起こす「製品事故」の
最大の要因となります。本格的な冬を迎える前に講じるべき、建物の結露対策を解説します。

1.屋根裏と床面の「温度差」をなくす断熱・防湿設計

結露は、暖かく湿った空気が冷たい建材に触れることで発生します。
外気の影響を受けやすい「屋根」と「床」の表面温度をコントロールすることが第一歩です。

① 屋根裏の断熱強化(結露防止ボード・ウレタン吹付)
冷え切った金属屋根の裏面に暖かい空気が触れるのを防ぐため、断熱ボードの設置や
硬質ウレタンフォームの吹き付け工事を行います。物理的に冷気と暖気を遮断することで、
商品へ水滴が落下するリスクを根本から絶ちます。
② 床面の「スウェット現象」を防ぐ特殊塗床と防湿層
冬場、冷たくなったコンクリート床に湿った空気が触れると、
床一面が濡れるスウェット現象が発生します。これを防ぐため、
床下に防湿シートを敷き込む根本対策のほか、既存の床に対しては「調湿・防結露性能」
を持つ特殊な塗床材(床用塗料)を施工し、スリップ事故や下段の荷物の濡れを防ぎます。

【1まとめ】
結露対策の基本は「冷たい部分を作らない」ことです。
屋根と床の断熱・防湿性能を高める建築的なアプローチが、商品価値を下げる水濡れ事故を
確実に防ぎます。


2. 空気を動かして湿気を滞留させない「気流設計」

断熱とセットで行うべきなのが、建物内部の空気を循環させ、湿度のムラをなくす換気・
気流のコントロールです

① HVLSファン(大型シーリングファン)による空気の攪拌
天井付近に溜まる暖かく湿った空気と、足元の冷たい空気を、大型ファンでゆっくりと
循環させます。庫内全体の温度・湿度を均一化することで、局所的な結露の発生を抑え、
同時に暖房効率も大幅に向上させます。
② 湿度センサーと連動した自動換気システム
倉庫内の湿度や露点温度(結露が発生する温度)をセンサーで常時監視し、
危険な数値に達する前に自動で換気扇や除湿機を稼働させるシステムを構築します。
人の感覚に頼らない、デジタル制御による確実な温湿度管理を実現します。

【2まとめ】
空気が淀む場所から結露は始まります。
大型ファンや自動換気システムによって「常に空気が動いている状態」を作ることが、
建物全体のドライな環境を維持する鍵となります。

:総まとめ:
結露は「冬だから仕方ない自然現象」ではなく、建築と設備の工夫で確実に防げる問題です。
結露による荷傷みやカビを未然に防ぐことは、荷主企業に対する「確かな預託品質の証明」
となり、他社倉庫との強力な差別化要因(営業上の武器)となります。
万が一の損害賠償リスクを排除し、安全・安心な保管環境を構築するために。
結露が本格化する前の11月に、自社施設の「防湿・気流診断」をぜひご検討ください。

工場・倉庫本舗

工場・倉庫のシステム建築専門会社

概要情報メールでのご相談・お見積もり